SC屋上に太陽光発電設備を設置し、施設内の電力の一部として活用しています。2022年12月にオープンしたイオンタウン旗の台においては、東京都の補助金を活用し、太陽光設備を設置いたしました。シェアサイクルポートの設置や、自動運転の実証実験への参画、EV充電器の設置など、環境にやさしいご来店手段の提供に努めています。このような設備導入などのESG経営推進のため、金融機関から資金調達し環境負荷の少ない設備導入や取り組みをさらに推進してまいります。
イオンは、「イオン脱炭素ビジョン2050」に基づき、2040年までに国内で排出するCO2などを総量でゼロにすることを目指しています。
グループビジョンに基づき、空調運転の合理化、高効率および省エネ機器の導入、店舗屋上などへの太陽光パネル設置、LED照明の導入などを進めています。
「イオン ライトダウンキャンペーン」として、電力需給ひっ迫が予想される時期には、商業施設の屋外照明や周辺の照明を消灯することで消費電力を抑えています。さらに、平日及び電力需給ひっ迫注意報の発令日には、館内照明の消灯、空調の一部停止など、さらに強化して取り組むことで積極的な節電対応を実施いたします。
1991年より、新しいSCがオープンする際、緑あふれるSCを目指して、その地域に自生する樹木の苗木をお客さまと植樹しており、2022年2月末現在、グループの累計植樹本数は約1,241万本に達しています。また、イオン環境財団と連携し、地域に桜の木を寄贈して新たな桜の名所をつくる取り組みや、SCにおいてお客さまへの苗木配布を実施しています。
地域産材を活用し、地元の木のやさしさに触れ、地域に溶け込むSCとしてお客さまへ心地よい場の提供に努めています。また、環境配慮型資材を活用し、限られた森林資源を有効活用しています。
節水型設備を導入し、建物形状等に応じて雨水及び井水、再生水などを利用しています。
また、ご出店いただいている専門店さまにも協力を要請し節水に取り組んでいます。
イオングループにおいては、2020年9月に「イオンプラスチック利用方針」を掲げています。当社では全S Cで飲食系専門店におけるプラスチック製ストローの提供を終了しました。カトラリーも同様に、繰り返し利用ができる素材または環境配慮素材への変更を専門店さまに依頼しています。
路線バスや地域のコミュニティバスなどの停留所をSC内に設置、公共交通機関でのご来店を推進し、交通渋滞の緩和や公共交通機関の利用によるCO2の削減を目指します。当社では、環境保全活動をより推進するとともに、お客さまとのコミュニケーションと地域貢献の履行に一層努めてまいります。